まがつきができるまで

2012年03月08日 20:57

ひきこもってると書くことがないので、原稿が完成するまでのことでも書いてみようと思います。



だいたい商業誌漫画の場合、


①担当さんと打ち合わせで内容を決める

②文章で全体の脚本を書く(プロット)

③ネーム(コマ割、構図等を決めつつ漫画の形に描きおこす)

④原稿に清書




となると思いますが、

これ、やり方が本当に人それぞれ。



まず、まがつきのやり方はこう。





①内容の打ち合わせ(例:第7話)

担「とりあえずおフロに入ればいいです!」
田「じゃあそれで!」



終了。

これは極端ですが、まあだいたいこの程度。
大雑把にやることだけを決めます。
(煮詰まったら、その都度相談)


②プロット

一人TVも音楽も流さずしんとした部屋で、
ごろごろしながらぼーっとして考えます。


だいたい浮かんだところで、脳内をまとめつつ、
台詞と簡単な箇条書きで、1ページに入れる量を区切りつつ全体の流れをテキストで書く。



③ネーム


②をもとに、半分に折ったA4紙に、見開きで構図を考えながらセリフとコマ割を書き込む。
最後までコマ割ってから、絵を入れる(ここが一番めんどくさい)
13ネ改_00005


④清書


ネームを拡大コピーして、それをもとに下描き。(↑同じページが残って無かった・・)
(ざっと描いた絵を、構図や頭身バランス整えつつ描く。
だいたい勢いで描いたネームの表情は、バランス整えると再現できず、苦戦orz)
28.jpg

消しゴムかけを省くためと、単に描きやすいので消せる水色芯使用。


ペン入れ
12話

線画ができたらPCに取り込んでcomicstudioでベタ、トーン、線画の修正。

最後に台詞を打ち込んで終了
(※写植は編集さん側で作りますので、紙原稿で提出する場合は台詞は鉛筆書き。
データだと鉛筆でかけないのでPCで打ち込みます。)



以上です。

ところが、この流れがほんとにみんな違う。

打ち合わせをみっちりやって内容をきっちり決めてしまうとか、

プロット段階でチェックを受けてそこで煮詰めるとか
(自分はプロット見せません。大雑把だし途中段階を見せるのが嫌)


ネームの紙サイズも描きこみ具合もそれぞれ。
(コマ割しかしない人もいれば、きっちり描いてそのまま下書きにする人も)

原稿の描き方、アシさんの入るタイミングや仕事の振り分けもいろいろ。
うちは仕上げだけですが、最近はネームから全てデジタルな人も多いです。

あと、ネームはファミレスなどで描くという人も多いようですが、
自分は無理です。
人目気になるし、雑音あるとそっちに意識行っちゃうし、何より気合入れて表情描くとキャラの顔につられたりするので!(;・∀・)

お家万歳です。


漫画家志望の方は、アシスタントを数軒行ってみるべきかと思います。
職場によってやり方違うのでわたわたします(笑)
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